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  3. 頑張りすぎないでください。

もうちょっと早めに来てくれたらなと思います

ホームヘルパーとして仕事をしていると、時々事業所を訪れるお客さんの姿を目にします。
ほとんどの方は特にこれといって印象を強く持つということはないのですが、中にはかなり疲弊された様子で訪れている方もいらっしゃるようです。
最近はケアマネージャーの方など、介護を必要とする人に対してどのようなサービスや補助金などがあるかを教えてもらうこともできるようになってはきているものの、まだまだ「介護は家族が行うもの」という意識が強い日本においては、ぎりぎりまで我慢をしてようやく私達のようなサービスを選ぶということもよくあるようです。

利用しない理由の1つに

家族が介護を行うということについては私も反対というわけではないのですが、問題はそれをあまりにも過度に深刻に考えすぎてしまうこともあるということです。
「よそのサービスを利用したら、まるで介護をしたくない不人情な人間に思われるのではないか?」といったようなことを考えたりして、まるで介護を誰かに頼ることそれ自体が悪であるかのような認識を持たれていることもよくあります。
他にも、介護を受ける側の人が頑なにプロのサービスを受けることを拒否して、かなり健康上の問題があるにもかかわらず自分だけで生活をしようとしているようなこともときどきあります。
ですがそうした「がんばりすぎる介護」を続けてしまうことは、本人のためにもなりませんし何よりも介護を行う家族の心理的・肉体的負担を大きなものにしてしまいます。

周りを頼るのもありだと思います

ですので今現在在宅で介護をされている人たちには、適度にホームヘルパーやデイサービスのような外部のケアを行うことをぜひともおすすめしたいです。
最初からいきなり入所式の介護施設に入れるというのはちょっとという人も、一日のうちのわずか数時間だけを施設利用にしたり、掃除や料理、買い物といった生活の中で特に大変な部分だけを他にお願いするというだけなら気軽に利用をすることができるでしょう。
在宅介護の問題点のもう一つが、介護についてあまり専門的な知識がないまま行ってしまうことで、むしろ要介護者の自立した生活をできにくくしてしまうことがあるという点です。
本来介護というのは、何もかもをしてあげるというのではなく将来的に自立した生活ができるようになるためのサポートをするというものです。
自分や家族だけではわからないようなことも、外部の人の目を入れることで新しいよりよい方法を見つける手がかりにもなりますよ。