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  3. 運動や筋トレを高齢者に

いろんな高齢者がいます

最近は元気なお年寄りが増えてきているとは言われていますが、まだまだ全体的な運動人数ということでいうと十分な目標に達しているとは言えません。
介護の仕事を通じて高齢者世代の人をみていると、運動についてはかなり二極化が進んでいるという面があり、健康への意識が高く気持ちも前を向いている人はかなり本格的なスポーツなどに取り組んでいる一方で、ほとんど家に引きこもったまま運動らしい運動は全くしていないという高齢者もたくさんいます。
健康への影響ということで考えるなら、あまり過度な運動の負担を毎日のようにかけ続けるよりは適度な運動を毎日無理なく続けることが理想的なのですがなかなかそのあたりの加減というのは難しいようです。

運動しない理由は…

運動をほぼまったくしていない高齢者の方などに話を聞くと「年をとっているから今から運動してもしょうがない」といったふうに諦めてしまっていたり、「今から運動をするとむしろケガや病気のもとになってしまうような気がする」といったような運動に対してとても後ろ向きな気持ちを持っているということがよくあります。
ですが結論から言うと全くそんなことはなく、高齢者になっても十分に運動をすることで健康への効果を得ることは可能なのです。
確かに人の体は20歳くらいをピークに身体能力が最高に高まりますが、それから少しずつ体力は低下していくことになります。
この体力低下は40歳をすぎたあたりで一旦急激に落ち込み、そこからはいかに体力を維持できるかということが問題になっていくようになります。
言い換えれば、40歳くらいまでに蓄えておいた健康のための運動や生活習慣がその先の人生に大きな影響を与えていくということです。

ですが、だからといって40歳を過ぎたら運動をしてもしなくても同じということではなく、そこから運動をしていくことで体力の低下を防ぎ体を丈夫にしていくこともできます。
高齢者においては体力は落ち込んではいるものの、全く使わずにいるよりも少しでも使用をしていくことで身体能力を大きく向上させることも可能です。
高齢者になると特に心肺機能の落ち込みや筋肉量の低下が著しくなるので、できれば有酸素運動となるウォーキングなどをしていくようにすることでそのいずれのリスクも低くしていくことができます。