利用者さんとの付き合いについて
ホームヘルパーの仕事をしているとしばしば直面するのがサービス利用者さんとの摩擦です。
ある意味「人」を相手に行う仕事なのである程度の相性の問題は仕方がない部分はあるのですが、それでもこちらの方が必死に仕事をしているのに対してクレームなどをつけられてしまうとかなり気持ちが凹んでしまいます。
もっともあちらにとってはお金を払ってサービスを提供してもらうというお客様の側なわけですから、要求が高くなってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
意識の違いにビックリしましたね
ホームヘルパーの仕事を始めたばかりのときには、そうした利用者さんとの意識の違いみたいなものにちょっと驚いたりした時期もありました。
相手が高齢者だからなのか、それともご本人の持って生まれた性格的なものなのかわかりませんが、とにかく細かいことに文句をつけてきたりするのでそのお宅に行くのがかなり憂鬱に思えたりもした時期があったのも確かです。
ホームヘルパーとしてその人の家を訪問する時には、他に職員や家族がいるわけではなくふたりきりということもよくあります。
そうした時には、新人だろうがなんだろうがとにかく自分の力でその状況を乗り切っていかなくてはいけません。
なかでも私が困ったのが
一番困ったのは、認知症が進んで来ているおじいちゃんを相手にしなくてはならなかったときです。
そのおじいちゃんは最初にサービスのために訪問をしたときには笑顔で「ありがとう」といったことも言ってくれる一見温和そうな人だったので、二回目・三回目と訪問をしたときに突然性格が豹変するといったことがありました。
びっくりしたのが突然「バカヤロウ!あっちに行け!」といったような切れた言動をされてしまったことで、こちらとしては全く見に覚えがなかったので一体何があったのだろうとかなり落ち込みました。
そのあと事業所の人に報告をして問題を追求していったのですが、どうも認知症の影響でちょっとしたきっかけが元で感情が爆発してしまうことがあるのだといいます。
介護の資格勉強をしているときに、高齢者になると脳の機能の問題で感情をこらえることができにくくなったり、過去の思い出で突然激高するようなこともあるという話は聞いていたのですが、やっぱり突然目の前にしたときには本当に驚きます。
その後そのおじいちゃんは認知症が更に進んで自宅で介護を受けるのが難しくなってきたこともあって、現在は別の入所型の施設で生活をしているということです。
今となっては介護の仕事の厳しさについて最初に体験したことだと思っています。