よく思われないことだってあるんです…
世間的には増加傾向にある訪問介護ですが、ホームヘルパーとしてお宅を訪れるときには必ずしも
歓迎ばかりをされるというわけではありません。
反対にご家族の一部の方から敵視や懐疑の目を向けられてしまうこともよくあります。
うちがホームヘルパーとして担当をすることになっていたお宅は、最初のうちこそ先輩の引き継ぎばかりでしたが、
勤務歴が数年になってきたことで最近は新規のお宅へもよく行くようになってきました。
最初の訪問時には心配なのでしょう、介護を受ける本人だけではなく
ご家族の方も何人かいるということもよくあります。
そんなときにやはりそれまで見ず知らずだった人を自宅に上げることに抵抗感があるのか、
不思議な目を向けられてしまったりします。
そうしたお宅でも何回か通っていると本音で話を聴くことができるようになるもので、中には正直に
「ケアマネージャーさんからホームヘルパーの利用を勧められたのだけど、家の中に他人を入れるのがどうしても抵抗があった」
「プライバシーを探られるのではないかが心配だった」
といったことを語ってくださる方もいたりします。
そんなときには、自分がホームヘルパーの資格を取得していることや、ヘルパー業務の中には「守秘義務」という
その家庭について知り得たことを漏らしてはいけないという義務があるということをきちんと説明するようにしています。
きちんと話をするとほとんどの方はそこでほっとするようで、
以後信頼関係を持って仕事をしていくことができるようになります。
仕事をするなかで大切にしていること
うちが仕事をしているときに時々感じるのが、そんなふうに新しい人と出会ったときにきちんと
感謝の気持ちを伝えるようにすることの大切さです。
介護の仕事とは決して「してやる」ものではなく、「させていただく」ものです。
そう考えて仕事をしていると、上記のようなちょっとした警戒感も時間をかけて少しずつ解いていくことができたりします。
うち自身が基本的に楽観的な性格であるせいもあるのですが、
介護の仕事をしていて要介護者の方やそのご家族の方から感謝の気持ちを
見せてもらえるとそれだけで嬉しく、反対にこちらからお礼を言いたいというような気持ちになります。
キレイ事と言われてしまえばそうかもしれませんが、そんなふうに小さな感謝の気持ちの積み重ねが、
いつか大きな信頼関係を広く作っていくことにつながるんじゃないかと個人的には考えています。
それに何かあったとき、いちいち悪い面を探すよりも少しでも良い所がないかを探した方がずっと気持ちが楽しくなりますしね。